きちんとブログを書くのは初夏以来でしょうか?
昔は文章を書くことも好きだったのですが、最近はどうも苦手。
メールやラインなど、短くまとまった文ばかり考えるせいですかね?
さてさて、そんな言い訳はさておき…
十五夜🎑も過ぎ、秋の気配が漂う今日この頃。
まだまだ暑い!とは言えど、冬の到来はあっという間です。
春から始めた糸作り。
こんな季節から毛糸作り?と思ったけど、色々練習しているうちに夏ももう終わり。
時間は本当に大事です。
人生も折り返しにかかった今、もう時間の無駄遣いはしたくありません。
ちなみに夏は何をしていたかというと、糸作りというよりは原毛の処理をやっていました。
毛刈りそのままの毛、つまり、泥や草や排泄物が付いたままの毛。
それらをゆっくり時間をかけて洗う作業です。
外で蚊に噛まれながら、頑張っていました。
今まで綺麗に加工された羊毛を扱っていた私にとって、これはすごくいい経験になりました。
羊にも様々な種類がおり、その種類ごとに毛質も違っていて、それが原毛を触れるとよく分かりました。
そして洗った羊毛は、もちろんそのままでも使えますが、染料を使って染めたりもします。
まぁ、その話しは、またいつか。
そして今は、こうしてできた羊毛を糸車で紡ぎ、その糸で編んだり織ったりしながら形に変えていくことを楽しんでいます。
今まで店頭に並ぶ毛糸を見ても、毛糸はただの毛糸として存在していましたが、その根っこから触れることで毛糸の素晴らしさや、また、人間が動物や植物から糸を作り、それを服に仕立ていく、また時には食す。
そういった生きていく知恵の素晴らしさに気付くことができました。
私達の生活は、そういった先人たちの知恵の結晶でできているのでしょう。
当たり前にそこにあるもの。
でも、それらがそこまで磨かれるまでに、きっといろんな知恵や努力があったことでしょう。
つい、手っ取り早い利便性ばかりを求めますが、不便なことから自分の五感で何かを学んだ時にこそ、生き物としての幸福感が得られるような気がしました。
なんか偉そうなことを言っていますが、一言でいうと、
糸作りはとても楽しいですよ、ということです、はい笑
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